ぱんだ組
4月の子どもたち
H27年度がスタートしました。ぱんだ組にも新しい仲間が増え、みんな新しい気持ちで4月を迎えました。そんなぱんだ組では入園、進級して間もなく、園バスで守山の笠原桜公園に行きました。天気が心配でしたが、何とかまだ満開の桜を見ることができ、ひらひら散ってくる桜をバックに写真を撮ったり、「桜リレー」と題して公園内を走ったりして楽しみました。 きれいな桜を見て、ぱんだ組の部屋にも桜の花を咲かせようと、つみ木コーナーに大きな桜の木が立ち、たちまち桜の花が咲き乱れました。子どもたちは、切り絵や塗り絵で桜の花びらを表現してくれ、お花見したいなぁ…という声。お花見といえば(花見だんごの)三色だんごが定番。そこに、桜の葉っぱを使った桜餅も加わり、花見だんご屋さんがオープン!! おいしそうにできた団子屋さんの前には、長い列ができ、お店は大繁盛。桜の木の周りで、大きな口をパクパクして「花より団子!?」を楽しむ子どもたちでした。そして、花が散り、葉っぱが出てきた頃、ぱんだ組の桜も葉っぱいっぱいにしようという声が上がり、桜の木は今まさに新緑を迎えようとしています。今年度も、こんな風にして、子どもたちの声を拾いながら遊んでいきたいなぁと思っています。
5月の子どもたち
5月は、連休明けに守山のびわこ地球市民の森へ行き、色々な種類のすべり台で遊んできました。静かな場所で緑に囲まれ、子どもたちも、思う存分体を動かしていて楽しかったようです。次の日には、園内花まつりをしました。お参りをした後、大きな白い像を台車に乗せて、ロープで引いて町内を練り歩き、お祭りのように、「わっしょい!!わっしょい!!」と言いながら声高らかな元気な、子どもたちです。
また、お釈迦様の像に甘茶をかけたり、あとで甘茶をいただいたりして、お釈迦様のお誕生をみんなでお祝いすることが出来ました。部屋では、この時期ならではのお豆の皮むきを2回しました。えんどう豆とそら豆です。「そらまめくんとめだかのこ」という絵本を読みました。又、「3じのおちゃにきてください」という絵本からは、カエルの「みどりのみどり」の家を積み木で作ったり、パンケーキを作ろうということで、5歳児は針と糸、布でパンケーキを作り、3、4歳児は粘土でパンケーキを作ったりしました。みんなで作ったパンケーキで、パンケーキ屋さんができ、みどりのみどりのおうちで食べるという遊びが盛り上がりました。
散歩では、近くの田んぼにおたまじゃくしを見つけ、網は持っていきましたが、あまりにたくさんいたので、素手で捕まえている子どもたちでした。
6月の子どもたち
7月の子どもの様子
暑い時期が始まりました。今月からプールが始まり、子ども達はルールを守りながら、水遊びを楽しんでいます。動物の真似(ワニ、アヒル、ウサギ等)をしながら、プールを歩き回ったり、水に顔をつける練習をしています。
今月の一大イベントは、「お泊り保育」でした。お泊り保育前から、『忍者』からの巻物が届き、様々な課題が与えられました。子ども達は、忍者からの課題に答えながら、「保育園には忍者がいる!!」と毎日大興奮でした。そして迎えたお泊り保育当日では、忍者からのブレスレットやペンダントのプレゼントが届き、力が出る忍者おやつ(さとうきびまんじゅう)を食べながら、楽しい時間を過ごしました。以前から保育園で育てていた夏野菜(キュウリ、ナス、ピーマン、トマト)をみんなで収穫し、その野菜を使ってクッキングをしました。包丁を初めて持つ子も、一生懸命野菜を切りながら、楽しんでクッキングをしていました。自分たちで大切に育て、調理した野菜をカレーにし、みんなで美味しくいただくことが出来ました.
夜のキャンプファイヤーで、子ども達が忍者の踊りや手遊びをしていると、なんと本物の忍者が登場しました!!!子ども達は「忍者だ!!忍者だ!!」と大盛り上がり!!楽しいお泊り保育はすぐに終わってしまいました。思い出に残るお泊り保育になったと思います。
ぱんだ組の部屋では、プラネタリウムを作成し、光るアイロンビーズで星やハートを作り、鑑賞しています。また、プラネタリウムの隣には、積み木で大きなロケットを建て『宇宙』をテーマに子ども達は遊んでいます。宇宙飛行士、望遠鏡、惑星、UFOなど子ども達は自分達でアイデアを出し合いながら、いろいろな物を使って形にしていっています。
今後の子ども達のアイデアが楽しみです。
8月の子どもたち
今は、保育園の夏まつりを楽しみにしていて、夏まつりごっこをしようということで、どんなお店がいいのか、みんなで考えました。ひとつは、たこ焼き屋さんです。たこ焼きの生地をふわふわ粘土と絵の具のペイルオレンジ、茶色を混ぜ合わせ、丸くしたあと、緑色の画用紙で青のりをふりかけて出来上がり!!容器はたこ焼きは何といっても舟皿。一段と美味しそうです。
もう一つは、輪投げ屋さん。輪投げの輪は、新聞紙をくるくる巻いて、テーピング、赤や青、黄色のビニールテープでカラフルに、輪投げの棒は、子どもたちの好きな虹の色を主に使い、鮮やかなものになりました。
そして、1つの版にするのではなく、床に1つ1つ置いて、投げます。
いずれも5歳児を中心にたこ焼き屋さん輪投げ屋さんがオープンしました。
また、異年齢全体ででも遊戯室でみんなが楽しめるようにと屋台を持ち寄り夏まつりごっこを楽しみました。恒例の盆踊り、恐竜音頭も毎日踊っていて、夏まつりを心持ちにしている子どもたちです。
9月の子どもたち
10月の子どもたち
11月の子どもたち
11月は、6日に幼児みんなで兵庫県の伊丹スカイパークに行って来ました。大きな飛行機が真近で見られ、子どもたちは、その迫力を体中で感じていたようです。遊具でもたくさんあそばせてもらったり、公園内を散歩したりと思い出に残る遠足でした。保育園では、その後、飛行機の絵を描いたり、素材を使ったりして飛行機の立体をつくったりしている子どもたちがいました。遠足の他にも近くの公園や農道、神社などにもたくさん出かけて秋を楽しみました。町内の運動公園では、クラスのみんなで一緒に氷おにをしたり、だるまさんがころんだのあそびをしたりして思う存分あそびました。また、部屋では、21日の造形展に向けて、造形あそびを楽しむ子どもたちでした。保護者の方から様々な素材を提供していただき、それらをうまく組み合わせたり、つないだり、工夫しながらひとりひとりが自分の作品を作ることが出来ました。造形展当日は、部屋の中心にカラフルなバルーンを天井からつるし、メリーゴーランド風に飾りました。そこには、馬、ジェットコースター、人形、どんぐりのまちがあり、ほかには、スポーツカー、レーシングカー、お城、アイスクリーム屋さん、飛行機、ケーキ、車、イルカショー、スイミー、新幹線、消防車、ロボット、時計などなどとても素敵な作品が並び、おうちの人たちと一緒に造形展を堪能することができました。これからも、だんだん寒くなっていきますが、寒さに負けずに元気いっぱい遊んでいきたいと思います。
12月の子どもたち
じんどんき(鬼)の腹の中で大暴れ!!
16日には、もちつき大会があり、昔ながらのおもちつきを杵とうす(臼)を使って体験しました。5歳児が園で収穫した大豆をきなこにしてくれていたので、給食できなこもちにしたり、お雑煮にしたりしておいしくいただきました。
部屋のあそびでは、「じごくのそうべえ」の絵本が大好きな子どもたちで、劇あそびができるのでは?ということで、鬼のお面から小道具を作り出し、そうべえの帽子、ふっかいの山伏の格好、ちくあんのめがねとひげ、歯ぬきしのしかいのデンタルミラー、えんま大王の冠、じょうはりの鏡、火の車、船、ふんにょうじごく、じんどんき、鬼の持ち物、ねっとうじごくの絵、はりの山など、次々に大道具もできていきました。練習をしていく中で、「これは難しいかな」と思いながらも、ナレーターも入れることで、子どもたちは、随分劇あそびがスムーズにできるようになってきました。そんなこんなで、22日発表当日は、わくわくどきどきの子どもたちと担任でしたが、ぞう・うさぎ・もも組と保育参加でお越しの保護者の方々に観て頂き、たくさんのおほめの言葉をもらいました。「声が大きくて、にこにこしながらできていた」「生き生きとしていて素晴らしかった」「長いセリフも上手に言えていた」など、感想を言ってもらいとても自信になったぱんだ組です。みんなでこつこつと作り上げたこの劇あそびは、ぱんだ組の宝物になったような気がします。来月には、5歳児が単独クラスになるので、あと少しの日々を大切に過ごしたいと思っています。
1月の子どもたち
年が開けて2日間は、5歳児も一緒に異年齢で過ごしました。5歳児が単独クラスに移行する前日、みんなでお楽しみ会をしました。ぱんだ組で凧上げをしようということでパンダの絵のたこを作りました。子どもたちは、ぱんだこと呼んでいて気に入っています。農道を走りながら徐々にあげていくと空高く上っていました。一人ずつ順番にタコ糸を持ち、たこあげができました。園に帰ってからは、「なんでもバスケット」をしてあそび、5歳児めろんさんとの最後のあそびを楽しみました。その後は、人数がぐっと減り、寂しくなりましたが、3,4歳児だけの生活をしています。お正月ということで、コマ回しや、カルタ取りをしたり、モザイクステッキ、カードゲームなどをしたり、12月から取り組んでいる毛糸のカバン、財布作りをしています。もうすぐおんがく会もあり、それに向けての活動をしながら、2歳児クラスとの交流をしたり、朝一番の体操や3歳児、4歳児の年齢の活動も増やしたりして、体を鍛え、冬の寒さに負けないように頑張っています。園庭では、鬼ごっこをして、体が温まるあそびを中心にあそんでいます。氷鬼やケイドロは、子どもたちの大好きなあそびです。これからも、寒さがきびしくなると思いますが、冬ならではのあそびを楽しみたいと思います。
2月の子どもたち
その後、部屋でのあそびは、3匹のこぶたのお話から、ペープサート劇をしています。3匹目のこぶたとレンガのお家が大好きな子どもたち。自分がこぶたになったつもりで、絵を描き、ペープサートにして、レンガのお家に入って遊んでいます。また、「寒い時期だから、うどん屋さんを作ろう!」ということになり、「うどんや・ぱんだてい」がオープンしています。メニューは、きつねうどんと天ぷらうどんです。麺は、太い白いひも、油揚げ、えびの天ぷら、かまぼこ、ネギなどは、子どもたちが白い画用紙から色鉛筆で手作りしました。今は、うさぎ組さんのケーキ屋さんに行ったり、ぱんだ組のうどん屋さんに来てもらったりして行き来しています。
また、2歳児もも組さんとの交流もしています。来年度に向けて、今から仲良くなっていこうということで各異年齢クラスに、2歳児の子どもたちが遊びに来てくれています。ぱんだ組の子どもたちにも、もうすぐひとつ大きくなるんだよという話をしていて、わくわくしている様子が伺えます。
3月の子どもたち
5歳児の友だちが司会をしてくれたり、けん玉、ダンス、跳び箱、体操、鉄棒などを披露してくれました。
ぱんだ組では、2歳児との交流でうどん屋さんをいっしょにしました。
4月から3歳児としてぱんだ組にやってきてくれる仲間として仲よく遊んでいました。
又、風邪が流行したときに、子どもたちもマスクを付けることになり、その姿から病院ごっこが流行しました。
お医者さんになる子ども、受付、お薬を渡す子ども、赤ちゃんを連れて待合室で待っている子ども…
それぞれに病院ごっこをしてあそんでいました。
それ以降は、絵本「11ぴきのねことぶた」から遊びが広がり、つみ木で11ぴきのねこの家を建てたり
オレンジの屋根を作ったりしてあそんでいます。
今年度もぱんだ組みんなで過ごすのもあと2日となりました。
1年間を思い出しながら、また一つ大きくなることへの期待も膨らませたいと思います。