園の方針
草津大谷保育園の基本姿勢
本園は、社団法人大谷保育協会に所属する園で、大谷保育協会が掲げる総合テーマ「本願に生き ともに育ちあう保育を実践」を基本の柱とし、一人ひとりの子どもが子どもとして生き、一人ひとりの子どもが大人のミニチュアでなく、真に子どもとして育つことを基本理念において保育する園である。
子どもに関して言えば、子どもの内から湧き上がってくるものほど確かなものはない。まさに誰から教わったものでもなく、その意味では本能的なものである。何らかの環境に出逢って湧き出たものは、純粋そのものとしか言いようがない。まさに内発するものである。津々とした興味、とりついて離れない関心、それに持っているものを離してでもやってみたいという意欲、子どもたちはそういうかたちで内発するものを見せつけてくれる。
大胆でダイナミックであることは内発するものを引き出し易いし、野性的であることと子どもらしさとはかなり近い内容であると思う。このことを保育の前面に出して遊びを作り出していきたいと考えている。
幸い本園は周りを田園で囲まれた自然という恵まれた環境にある。この自然体験に加えて、園では大型遊具などを準備し、大胆で野性的な遊びを誘い出すことによって、内発するものを限りなく引き出し、心を開放することよって将来の生きる力となる主体性や意欲を育てていきたいと念願している。